水漏れ・トイレのつまりの
お役立ち情報
公開日:2024.09.04 / 更新日:2025.01.06
トイレが詰まってしまってピンチな時には、スッポンを使ってみましょう。
もし流したものが子どものおもちゃなどの時は使えませんが、トイレットペーパーや排泄物の時にはスッポンで直せる可能性が高いです。
こちらの記事では、万が一トイレの詰まりが起きてしまった時、どのようにスッポンで直せば良いのか方法をご紹介していきます。
なんとなくトイレの詰まりがあった時にはスッポンが良いと聞いたことがあるものの、実際に使ったことのない方もいるかもしれません。
スッポンは棒の先にラバー製のカップが取り付けられていて、便器の中に入れるとカップの内部の空気を押し出し真空状態から詰まっているものを吸引できます。
しっかりと真空状態を作ることがコツで、うまく吸引できないと失敗してしまう場合もあります。
ひと昔前は便器の中が詰まりやすくどの家庭にもあったのですが、今は流れも良くなり詰まる機会が少なく置いていない家も多いかもしれません。
TRUSCO(トラスコ) ラバーカップ小(130φ) TRC-13
スッポンと聞くと特殊で少し高めの道具のイメージを持つかもしれませんが、実際はリーズナブルです。
特に100円ショップに行くと、しっかりと使えある程度丈夫なものが売られています。
高いものを購入しなくても、いざトイレが詰まってしまった時に利用できます。
まだトイレが1回も詰まった経験がない家庭でも今後を心配した時には、100円ショップを上手に活用しても良いでしょう。
家にあれば、いざという時すぐ対処できます。
スッポンは勢い良く吸引するため、トイレの水が飛び散る危険性があります。
きれいに詰まり解消をしたい場合は、道具をしっかりと揃えておきましょう。
まずスッポンのほかにゴム手袋やビニール袋、バケツ、雑巾、汚れたものを入れる袋も一緒に準備しておきます。
汚い排泄物などが飛び散っても片付けしやすように、まずトイレの周りを覆いましょう。
ガードをしっかりとしておけば、万が一汚してしまっても掃除が楽です。
その後水を確認し、スッポンのカップ部分がすべて水に浸かるくらいまではあるようにチェックします。
足りないと引いた時に力が足りず、トイレが詰まったままになりやすいです。
しかし、逆に水が多くても飛び散る原因になりますので、上手に量は調節しておきましょう。
いよいよスッポンをトイレの排水口部分に入れ、圧迫して真空状態を作ります。
そして、スッポンを勢い良く引っ張りましょう。
早く水の流れを良くしようと無理をしてしまうと、排泄物などが入っている水が飛んできてしまうので、気を付けながら引っ張ります。
1回では直らない可能性があるため、何回か行ってみましょう。
詰まったものが流れたら、本当にすべて通常に戻ったのか確かめるためにバケツに水を準備し水位を見ながら流してみます。
この時、普段通りの水位であれば、問題ありません。
スッポンを何回も押したり引いたりしてもまったく変化がない場合、トイレットペーパーや排泄物ではなく別の何かが原因かもしれないと不安な時などは業者を呼びましょう。
変に自分で頑張ってしまうと、本来はスッポンではない対処を行わなければならないものも、無理にやってしまい、さらに悪化させる原因になります。
特にもしかしたら物を落としてしまったかもしれない時は、業者に頼むのが安心です。
見えていれば自分で取ることも可能ですが、目で確認できない場合は難しいでしょう。
ほかにも、自分たちではなく排水管などが別の箇所が原因な場合もありますので、困ったら業者にお願いしましょう。
トイレットペーパーや排泄物の詰まりの場合は、スッポンを使えばなんとかなる可能性が高いです。
何回か出し入れしていると、水の流れが良くなり解消します。
しかし、何回やってもダメな時は別に問題があるかもしれないので、業者を呼びましょう。