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水漏れ・トイレのつまりの
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2025.03.03

水漏れが発覚した時の水道代の減免制度はどれぐらい?

水漏れが原因で水道代が急に高額になったとき、「減免制度」でどこまで負担が軽くなるのか、何をすればよいのかを最短で理解できるのが本記事です。読めば、自治体・水道局の減免制度の仕組みと対象範囲、申請の条件と流れ、必要書類、減免の計算方法や上限、よくある却下理由と回避策、地域差の確認先、早期発見のセルフチェック、修理費の負担と火災保険の活用まで、検索意図を網羅してわかります。

結論として、多くの自治体では「不可抗力の漏水」で「指定給水装置工事事業者が修理し、漏水修繕証明書等で裏づけできる場合」に減免が認められやすく、地中・床下の埋設配管や壁内・天井内配管、受水槽関連など目視しにくい箇所が主な対象となります。一方で、蛇口や水洗トイレ本体、給湯器本体、室内の露出配管などは対象外になりやすく、検針からの申請期限や上限設定、適用期間の制限があるのが一般的です。申請には減免申請書・漏水修繕証明書・検針票や請求書・本人確認書類や振込先情報が必要で、対応の遅れ、指定外業者での修理、管理不十分とみなされるケース(長期放置など)は却下理由になり得ます。マンションでは共用部は管理組合・管理会社が窓口となる場合があり、専有部は所有者・入居者の責任が原則です。修理費や高額請求の一部は火災保険の水濡れ・漏水補償でカバーされる場合があるため、契約内容の確認が有効です。早期発見のために、毎月の請求書での使用量推移の確認、メーターのパイロットでの微量漏水チェック、家中の水回り点検チェックリストの活用、水道局への早めの相談が重要です。

水漏れと水道代の基本ルール

水道料金はメーターで計量された使用水量に基づいて請求されるため、漏水で増えた分も原則として支払い対象です。 ただし、発見が極めて難しい漏水など一定の条件を満たす場合に限り、各自治体の要綱に基づいて減免(軽減)される例外が設けられています。制度の有無や要件、上限は自治体ごとに異なるため、居住地の水道局での確認が不可欠です(例: 東京都水道局)。

漏水箇所の例 発見のしやすさ 料金の扱い(原則)
蛇口・混合水栓・トイレ本体(タンク内部の不具合含む) 容易 自己負担
給湯器本体・室内の露出配管 容易〜比較的容易 自己負担
地中・床下の埋設配管 困難 例外的に減免検討
壁内・天井内の配管 困難 例外的に減免検討
受水槽関連(ボールタップ等の不具合) 中〜困難 自治体基準により判断

自己責任となる範囲

メーターを通過した水量は使用実績とみなされるため、蛇口や水洗トイレ、給湯器、室内の露出配管など目視・日常点検で把握できる可能性が高い箇所の漏水は、基本的に利用者の管理責任により全額自己負担となります。水道局から検針や通知で漏水の疑いを指摘された後に修理を先延ばしにすると、減免の土台から外れることが多い点にも注意が必要です。さらに、多くの自治体は減免の前提として「水道局指定給水装置工事事業者」による適切な修繕と証明書の提出を求めており、指定外事業者での修理は審査上不利になります。

例外的に減免の対象となるケース

減免は「発見が著しく困難な漏水」が前提で、申請・審査を経る例外措置です。典型例は地中・床下・壁内・天井内の埋設配管の破損や、受水槽の機器不良などで、次の要件が求められるのが一般的です。

  • 漏水判明後に速やかに修繕し、指定給水装置工事事業者が発行した漏水修繕(漏水)証明書を添付して申請する
  • 自治体の定める申請期限・対象期間・上限額に従う(地域差あり)
  • 善良な管理注意義務違反や故意・重大な過失がない

具体的な対象範囲や計算方法、上限の有無は自治体の要綱で確認してください(例: 東京都水道局「水道料金・下水道料金の減免)。

減免制度の仕組みと対象範囲

水道料金の漏水減免は「原則自己負担、例外的に救済」の仕組みで、自治体の条例・要綱で対象範囲が定められ、発見が困難な漏水であり修繕済みかつ証明できる場合に限って上下水道の一部が減免されます。

代表的な基準は、東京都水道局の減免案内や大阪市の要綱に明記されています(東京都水道局「水道料金・下水道料金の減免のご案内)。

減免の対象となりやすい漏水箇所

多くの自治体で、メーター二次側(宅内側)のうち目視確認が難しい場所の漏水が対象になりやすいとされています。

地中や床下の埋設配管

宅地内の地中配管・床下配管・継手部の破損や老朽化による漏水は、発見が困難で不可抗力性が高いため対象となりやすい範囲です。検針での異常指摘を受けたら、速やかな修繕と事後申請が前提になります。

壁内や天井内の配管

壁内・天井内・スラブ内などの隠蔽配管での漏水は、外観から判断しづらいことから対象になりやすい傾向です。シミや水音などの兆候で気づいた段階で早期に止水・修繕します。

受水槽関連の不具合

受水槽方式の建物で、ボールタップ故障やオーバーフローによる流出など、利用者が気づきにくい不具合は対象に含まれる場合があります。管理記録や修繕記録の提出が有効です。

対象外になりやすいケース

居住者の管理や点検で容易に発見・防止可能と判断される事象は、善良な管理義務違反として対象外になりやすいです。

蛇口や水洗トイレ本体の不具合

パッキン劣化やトイレタンク内の部品不良、止水忘れなど「日常点検で把握・対処できる」範囲は、自己責任の範疇として扱われるのが一般的です。

給湯器本体や室内露出配管

機器本体の故障や室内で露出している配管の破損・凍結等は目視確認が容易なため、対象外となる自治体が多いです。機器メーカー保証や保険の活用を検討します。

区分 代表例 減免の判断傾向 申請時の注意点
発見困難な隠蔽部 地中・床下・壁内・天井内の配管破損 対象になりやすい 指定給水装置工事事業者による修繕と漏水修繕証明書の提出
受水槽関連 ボールタップ故障、オーバーフロー 対象になりやすい 点検・清掃記録や不具合状況の写真等を添付
器具・機器の不具合 蛇口の滴下、トイレ本体、給湯器本体 対象外になりやすい 日常点検義務の範囲とみなされるため迅速な自己修繕が前提
室内露出配管 見える位置の配管ピンホールや凍結破裂 対象外になりやすい 発見容易と判断されるため、被害状況の即時記録と止水対応が重要

最終的な可否や範囲は自治体の基準で異なるため、検針票の異常や漏水の疑いを把握したら、所管の水道局に即相談し、基準・必要書類・期限を確認してください。

減免申請の流れ

減免は「早期連絡→指定業者での修理→証明書取得→必要書類を揃えて期限内申請」が基本です。 地域ごとに基準や様式が異なるため、必ず所管の水道局へ事前確認してください。

漏水の疑いに気づいたら行うこと

請求額の急増や検針員の指摘があったら、まず二次被害を防ぐために止水栓で元止めし、居住者の安全を確保します。続けて、漏水有無を簡易確認し、判定不能・止まらない場合は速やかに水道局へ相談します。

メーターの簡易チェック方法

全ての蛇口と給水機器(トイレ・給湯器・食洗機・自動給水機能等)を停止し、メーターボックス内の「パイロット(漏水確認用の小指針)」の動きを確認します。完全に止水してもパイロットが回転(微動含む)していれば漏水の疑いが濃厚です。夜間など使用がない時間帯に指針の増減を記録し、写真も残すと後の説明に有用です。

水道局への相談

発見・指摘直後に水道局へ連絡し、減免の対象範囲・必要書類・申請期限・指定業者要件を確認します。連絡時は「お客さま番号(検針票記載)」「使用場所住所」「異常が発生した時期・状況」「簡易チェック結果」を伝えます。基準や手続は自治体で異なるため、公式案内(例:東京都水道局の減免案内)を必ず参照してください。

修理と証明書の取得

減免は「適切な修繕」と「証明の提出」が前提です。応急止水後、漏水箇所を特定し、条件を満たす方法で修理してもらいます。

指定給水装置工事事業者への依頼

水道局が指定する「指定給水装置工事事業者」へ修理を依頼します。指定外業者による施工は減免対象外になりやすいため、自治体の指定業者名簿で確認してから手配してください(各水道局サイトで公開)。

見積もり時に確認したいポイント

漏水箇所(地中/床下/壁内/天井内 等)、原因仮説と調査方法、修繕工法と復旧範囲(舗装・内装の原状回復可否)、費用内訳(調査費・出張費・材料・復旧)、工期と断水時間、施工後の写真提供、漏水修繕(証明)書の発行可否と事業者の指定番号を事前に確認します。

漏水証明書に記載される内容

使用場所住所・使用者名、施工事業者名と指定番号、発見日・修繕日、漏水箇所(配管系統・位置)、原因(経年劣化・凍結・継手不良 等)、修繕内容(交換/補修の詳細・材料)、埋設/壁内などの発見困難性に関する所見、施工前後写真の有無、担当者氏名と連絡先。自治体様式がある場合はその様式に従います。

申請書類の準備と提出

修理完了後、必要書類を集めて提出します。提出方法は窓口・郵送・一部自治体でオンラインが選べます。期限超過や記載不備は却下の主因のため、案内と様式に沿って正確に作成してください。

必要書類一覧

代表的な必要書類は次のとおりです(自治体で名称・様式・追加資料が異なります)。

書類名 入手先 主な記載・添付 備考
減免申請書(所定様式) 水道局窓口・公式サイト 使用者情報、使用場所、対象検針期間、申請理由 押印や署名の要否は様式指示に従う
漏水修繕証明書 施工した指定業者 漏水箇所・原因・修繕内容、発見困難性、施工前後写真 業者の指定番号記載が望ましい
検針票・請求書の写し 手元の控え 異常発生前後の使用量・金額が分かる期間 水量推移の確認用
本人確認書類・振込先 使用者準備 運転免許証等の写し、銀行名・支店・口座番号 返金・精算方法の指定に使用
減免申請書

申請者(使用者・所有者等)情報、対象となる検針期間、漏水の状況と発見経緯、修繕日を正確に記載します。自治体の様式・記入例に沿い、誤記があれば訂正印や再作成で整えます。

漏水修繕証明書

指定業者に発行依頼します。内容に「埋設・壁内等で発見困難」「使用者に過失がない」旨の所見や、施工前後写真が添付されていると審査が円滑です。

検針票や請求書

異常が出る前後数回分をセットで提出し、通常使用量との乖離を示します。スマートメータ等の時刻別データが取得可能な場合は印字やスクリーンショットを併せて準備します。

本人確認書類や振込先情報

運転免許証、健康保険証、マイナンバーカード(表面のみ)などの写しを用意します。個人番号の写り込みに注意し、番号面の提出はしません。還付・調整の受け取り方法(口座振込・次回以降請求での相殺等)は水道局の指示に従います。

最終確認:修理完了→書類一式を期限内提出→水道局の審査→還付または料金調整の確定。審査状況は窓口やコールセンターで確認でき、詳細は各水道局の案内(例:東京都水道局)に従ってください。

減免の計算方法と上限

漏水による水道料金・下水道料金の減免は、計算式・認定期間・上限が自治体ごとの要綱で異なります。具体的な取り扱いは、お住まいの水道局の公表情報(例:東京都水道局)を必ず確認してください。

減免期間の考え方

多くの自治体では、検針サイクルを単位として、漏水が疑われた区間から修理完了までの一部を対象に認定します。期間の起算・終期や上限は要綱準拠で、修理の遅延や証明不足は対象外になることがあります。気づいた時点で水道局への相談と指定業者での修繕を急ぐことが、認定期間の確保につながります

期間の区分 代表的な考え方の例 留意点
起算点 検針で異常水量が判明した時点、または直近の正常検針の翌日以降 自治体の認定基準により起算点が異なる
終期 修繕完了日(指定業者の復旧確認日)を含む検針期末 証明書の完了日・撮影記録等の根拠が必要
期間上限 検針1期(例:1請求分)または連続複数期まで 上限は各自治体の要綱で固定。超過分は対象外

使用量の算定方法の例

算定は「基準使用水量(平常時)」「実使用水量(漏水期)」「漏水推定量(差分)」を軸に行われ、自治体が定める方式で認定水量を決めます。基準の置き方や差分の取り扱い(全量・一部認定)、上下水の按分は必ず要綱の数式に従ってください

ステップ 計算内容 仮の数値例(方式説明用)
1. 基準の設定 過去の平常期平均や前年同時期などから基準使用水量を決定 基準使用水量=20m³
2. 漏水差分 実使用水量から基準使用水量を差し引き漏水推定量を算出 実使用80m³−基準20m³=差分60m³
3. 認定割合 要綱で定める割合(例示:差分の一定割合のみ認定)を適用 差分60m³×50%=30m³(例示)
4. 認定水量 基準使用水量に認定された差分を加え、料金計算の対象水量を確定 20m³+30m³=50m³(例示)

下水道使用料は、宅内漏水で下水に流出していないと認められる場合に別建ての取扱いが設けられる自治体があります。水道・下水の双方の扱いは、各水道局の公開情報(例:東京都水道局)で確認してください。

上限設定の有無と自治体差

減免には、期間・水量・料金などの上限が設定されるのが一般的です。「どこまで認めるか」は自治体ごとに明確に規定され、上限を超える部分は自己負担になります

上限の種類 概要 例示的な枠組み
期間上限 認定対象となる検針期数の上限 1請求分まで、または連続複数期まで
水量上限 認定水量(差分)の上限 基準使用水量の一定倍数まで など
料金上限 減免後の料金や差額の上限 超過分の一定割合のみ減免 など
対象範囲 上水のみ・上下水ともに対象かの違い 下水は宅内不流出に限る など

実務では「指定給水装置工事事業者による修理証明」「速やかな修繕」「申請期限内の手続き」が満たされないと、期間・上限以前に不認定となることがあります。必ず最新の要綱を確認し、疑問点は水道局へ相談してください。

よくある却下理由と回避策

減免は各自治体の要綱に基づく審査で、期限・対象・手続きが厳格に定められています。具体例は東京都水道局「水道料金・下水道料金の減免のご案内」大阪市「漏水にかかる減量に関する要綱」で確認できます。以下は却下されやすい代表例と、その回避策です。

却下理由 典型パターン 回避策の要点
遅延対応による対象外 検針やメーター警告で漏水を指摘されても、修繕・申請が要綱の期限を超過 発見当日に水道局へ連絡・相談、指定業者で速やかに修繕し、申出日と経緯の記録を残す
指定外業者での修理 水道局指定給水装置工事事業者以外が修理し、証明書類も不備 必ず指定業者に依頼し、修繕後に漏水修繕証明書・領収書・写真等を揃える
管理不十分と判断 蛇口・便器・室内露出配管など目視容易な漏れを長期間放置、受水槽の点検未実施 日常点検・記録(検針票の使用量推移やメーターパイロット確認)と早期修繕を徹底

遅延対応による対象外

検針時の指摘やメーターのパイロット回転などで漏水の疑いが示された後、修繕や申請が自治体要綱の期限を過ぎると却下対象になりがちです。まずは利用中の水道局に連絡し、申出日・状況を記録化したうえで、指定業者の手配と書類準備に着手してください。「気づいた当日」に水道局へ相談し、時系列のメモと写真を残すことが、期限超過のリスクを最小化します。

指定外業者での修理

多くの自治体は減免の前提として、指定給水装置工事事業者による修繕と、その証明書の提出を求めています。指定外業者での工事は、技術基準や書類面で満たせず却下につながりやすい点に注意が必要です。依頼前に「水道局の指定業者であること」を確認し、修繕後は漏水修繕証明書・領収書・施工前後写真など申請に必要な資料一式を確実に揃えましょう。

管理不十分と判断されるケース

蛇口や水洗トイレ本体など目視・聴覚で容易に気づける不具合の放置、受水槽の点検未実施や管理記録の欠落は「善良な管理義務を怠った」とみなされ、減免対象外になりやすい傾向があります。毎月の請求書で使用量の急増をチェックし、メーターのパイロット確認・写真記録・点検結果の保存と、異常時の即時連絡・修繕を徹底してください。自治体の基準は地域差があるため、疑問点は早期に水道局へ相談し、必要書類と要件を事前確認するのが安全です。

地域別の違いと確認先

減免(減額・減量)制度は自治体・水道局ごとに要綱や運用が異なるため、必ずお住まいの水道局の最新情報で「対象箇所・期間・上限・必要書類」を確認してから修理・申請を進めましょう。

自治体ごとの基準の差

多くの自治体で、発見が難しい埋設配管(地中・床下・壁内・天井内)や受水槽周りの不具合による漏水は対象としやすく、蛇口や水洗トイレ本体、給湯器本体、室内露出配管などは対象外となりやすい運用です。期間や上限、計算方法、書類の要件にも地域差があります。

項目 主な自治体の運用傾向 確認ポイント
対象漏水箇所 地中・床下・壁内・天井内などの埋設配管/受水槽のボールタップ等の不具合は対象になりやすい 蛇口・水洗トイレ本体・給湯器本体・室内露出配管は対象外となる例が多いか
減免(減額・減量)期間 検針期間ベースで1〜数期間に限定されることが多い 検針で指摘後の修繕着手期限や遅延時の扱いの有無
計算方法 平常使用量(過去実績)を基準に超過分の全部または一部を調整 上下水道の双方が対象か、下水道の取り扱い
上限 「1請求分まで」「一定立方メートルまで」など上限を設ける自治体が多い 上限の有無と算定ロジック(超過分の割合等)
必要書類 減免申請書/指定給水装置工事事業者が発行する漏水修繕証明書/検針票・請求書等 本人確認書類・振込先情報の要否、原本・写しの指定
不支給例 指定外業者での修理、指摘後の長期未修繕、善良な管理義務違反 等 「指定外業者」「遅延」の定義や判断基準

具体例は各水道局の案内を必ず確認してください。例:水道料金・下水道料金の減免のご案内(東京都水道局)漏水にかかる減量に関する要綱(大阪市)

水道局指定業者リストの探し方

指定給水装置工事事業者以外が修理すると減免の対象外となる自治体が多いため、着手前に「指定事業者」か必ず確認してください。

探し方の目安は次のとおりです。

  1. お住まいの自治体・水道局サイトで「指定給水装置工事事業者一覧」ページを検索し、事業者名・所在地・指定番号・有効期限を確認する。
  2. 一覧が見つからない場合は「水道局 お客さまセンター(料金センター)」に電話で紹介を受ける。
  3. 広域水道企業団や県営水道のエリアは、運営主体のサイトで同様に一覧を確認する。

依頼時は、対応エリア・24時間対応可否・緊急時の駆けつけ時間・見積内訳(調査費/修繕費/証明書発行の有無)を併せて確認し、漏水修繕証明書の発行可否を事前に確約しておくと申請がスムーズです。

早期発見のためのセルフチェック

水道代の急増を抑え、減免制度の対象外を避けるには、日常のセルフチェックが有効です。「検針票で違和感を覚えたらメーターで確認し、異常が続けば速やかに指定給水装置工事事業者へ連絡する」という流れを習慣化しましょう。

毎月の請求書で見るポイント

検針票(請求書)は漏水の早期発見に直結します。使用量や検針期間などの数値を、前回・前年同月と比べて確認しましょう。

欄・数字 確認する内容 判断の目安
使用水量(m³) 前回・前年同月との増減。生活の変化(来客・在宅増・散水・洗濯回数)と整合するか。 生活変化がないのに前回比または前年同月比で約1.5~2倍以上の増加は漏水疑い。
検針期間(日数) 期間が長短でないか。1日あたり使用量(=使用水量÷検針日数)で比較。 日数差で説明できない1日平均の急増は注意。
料金の内訳 上下水道の合算か、基本料金・従量料金の増加要因を確認。 従量部分のみが大幅増なら連続的な流出が疑われる。
口径・用途区分 口径変更や用途変更の有無。誤検針・転記ミスの可能性も確認。 不明点は水道局へ問い合わせて照合。

「家族構成や使用パターンに変化がないのに数値だけが跳ね上がっている」場合、まず漏水を疑いましょう。

メーターのパイロット確認

全ての蛇口・給水機器を止めた状態でメーターの「パイロット(小さな羽根や星形の回転子)」が動くかを見ます。動けば屋内外どこかで通水中、微動でも継続流出の可能性があります。

手順 要点 結果の見方
1. 準備 家中の蛇口・シャワー・トイレ洗浄・食洗機・洗濯機・給湯器循環を停止。加湿器等の自動給水も停止。 止水後3~5分待ち、残圧の影響を除く。
2. メーター位置 戸建ては敷地内のメーターボックス、集合住宅は玄関脇やパイプスペース。 カバーを開け、パイロットと指針を確認。
3. 確認 パイロットが静止するか注視。微細な回転・往復も確認。 静止=漏水可能性低。回転=どこかで流出継続。
4. 切り分け 系統ごと(トイレ、屋外、給湯側など)の止水栓を個別に閉め、パイロットの動きが止まる箇所を特定。 止まった系統が疑わしい。トイレはタンク内の水面変動・チョロ音も目安。

パイロットが止まらないまま放置しないことが、無駄な料金と二次被害(腐食・カビ)を防ぐ最短ルートです。

家中の水回り点検チェックリスト

音・湿り・異臭・シミなどの小さなサインを見逃さないことが重要です。短時間で巡回できる項目に絞りました。

場所 兆候 確認のコツ 対処の目安
トイレ タンク内の水音が続く、便器内に筋状の水、結露しない季節の床濡れ。 夜間静かな時に音を確認。止水後のパイロット挙動変化も見る。 ボールタップ・フロート弁不良は早期修理。放置は高額化の典型。
キッチン・洗面・浴室 キャビネット内の湿り・カビ臭、配管継手の水滴、床のふわつき。 収納物を一時退避し、給水・排水継手と止水栓周りを目視・触診。 滴下が続く場合は使用中止し、指定業者へ。
給湯器周り 本体下の濡れ、配管保温材の湿り、作動していないのに水音。 給湯側のみ開放時のパイロット挙動で切り分け。 本体・給湯配管の不具合は専門修理が安全。
屋外蛇口・散水栓 蛇口根元の滲み、地面の局所的な湿り・沈み、苔の繁茂。 晴天が続いた日でも湿っていないかを確認。 根本パッキンや配管の劣化は早期交換。
床下・基礎周り 点検口からの湿気・カビ臭、基礎の濡れ跡。 懐中電灯で配管の継手・保温材を目視。 床下配管の漏水は広範囲被害化の恐れ、至急相談。
壁内・天井 クロスの浮き・シミ、天井のたわみ。 シミの中心と配管ルートの位置関係を推測。 見えない箇所は無理に開口せず専門調査。
メーターボックス周辺 常時湿っている、蓋裏の結露。 元栓・継手の滲みを目視、土の湿り具合を見る。 元栓付近の漏れは止水に支障、早期修理。
受水槽・高置水槽(該当物件) オーバーフロー管からの排水継続、ポンプの稼働頻度増。 水面の上下異常、ボールタップ作動を確認。 機器不良は管理会社・指定業者へ連絡。

異常サイン+パイロットの回転が同時に確認できたら、写真・動画と検針票の数値を保存し、速やかに水道局や指定給水装置工事事業者へ相談してください。対応の遅れは減免対象外や被害拡大につながります。

修理費の負担と保険の活用

漏水の修理費は「どこで発生したか」「誰の管理部分か」「どの保険に加入しているか」で負担者と支払い対象が変わります。 水道料金の減免は水道局の制度、修理費や家財・内装の損害は保険での補償が検討対象です。二重取りにならないよう、関係先(管理会社・保険会社・水道局)に並行して連絡し、指示に沿って手続きを進めましょう。

火災保険の水濡れ・漏水補償の確認

戸建て・分譲・賃貸いずれでも、住まいの火災保険(住まいの保険)の「水濡れ」等の補償で、天井や壁・床、家財の損害が対象になることがあります。一方で、老朽化や経年劣化が原因の「配管や設備そのものの修理費」は原則対象外で、特約を付けていない限り支払われません。水道料金の増加分は保険ではなく、水道局の減免制度で調整されるのが一般的です。

事象 建物・家財への損害 原因箇所の修理費 判断のポイント
室内配管の破損で天井・壁が濡れた 対象になりやすい 対象外になりやすい 「水濡れ」補償の有無、経年劣化認定の可否
洗面・トイレの接合部の緩みで床が損傷 対象になりうる 多くは対象外 偶然な事故か、取扱い不注意かで評価が分かれる
受水槽・給湯器の不具合で周辺が水濡れ 契約内容により対象 特約がないと対象外 設備の故障は特約やメーカー保証の確認が必要
水道料金の増加分 対象外 対象外 水道局の減免制度の対象かを別途確認

スムーズに請求するために、事故発生から写真・動画で現状を記録し、修理業者の見積書・領収書、原因が分かる資料(漏水修繕証明書など)を揃え、保険会社へ早期連絡を。「どの範囲が保険で、どの範囲が自己負担か」を事前に担当者に確認し、作業範囲と見積書の内訳を明確化するのがコツです。 併せて、個人賠償責任特約・借家人賠償責任保険・管理組合の施設賠償責任保険の付帯状況も確認すると、階下漏水など第三者への損害賠償に備えられます。

共用部と専有部の責任範囲

負担者の判断は「物件の形態」と「管理区分(共用部・専有部/貸主・借主)」で大きく異なります。まずは管理規約・賃貸借契約・重要事項説明書を確認し、必要に応じて管理会社・オーナーへ連絡しましょう。

物件タイプ 主な負担・連絡の起点 チェック資料 保険で見直すポイント
戸建て 宅内の配管・設備は所有者負担が一般的 火災保険の補償内容、修理見積、漏水修繕証明書 建物・家財の「水濡れ」補償、配管修理に関する特約の有無
分譲マンション 共用部(PS内縦管等)は管理組合、専有部(室内設備)は区分所有者 管理規約・使用細則、管理会社の指示 階下への損害は個人賠償責任特約で対応可否を確認
賃貸住宅 専有部の設備故障は原則貸主手配、過失があれば借主負担の可能性 賃貸借契約、入居者向け保険の約款 借家人賠償責任保険・個人賠償責任特約の加入状況

共用部起因の漏水でも室内の原状回復は保険・管理組合・自己負担のいずれが優先かが案件ごとに異なるため、判断を急がず関係者の合意と書面化(メール記録を含む)を徹底しましょう。 なお、水道局の減免制度は水道料金の調整に関するもので、建物や家財の修復費とは別枠で扱われます。従って、減免申請と保険請求を同時進行し、支払先の重複や不足が生じないよう整理して進めることが重要です。

まとめ

結論:水漏れで水道代が高額になっても、不可抗力といえる「見えない配管」での漏水であり、早期連絡・指定業者による修理・証明書での立証・期限内申請という要件を満たせば、自治体の減免制度を受けられる可能性があります。一方で、蛇口や水洗トイレ本体、給湯器など機器側の不具合や、管理不十分と判断されるケースは原則として対象外になりやすい点に注意が必要です。

理由:各自治体の減免要綱は、使用者の管理責任外の箇所(地中・床下・壁内・天井内の埋設配管、受水槽関連配管など)で、外観から把握が困難な漏水に限定して救済する趣旨で設計されています。露出配管や機器の故障は日常点検で発見・防止できる範囲とみなされやすいため、対象外となることが多く、適切な維持管理が求められます。

手続きの要点:異常な使用量や請求に気づいたら、まずメーターのパイロットで微細な通水を確認し、水道局へ速やかに相談します。次に、指定給水装置工事事業者へ修理を依頼し、完了後は「漏水修繕証明書」等の書類を受領。減免申請書とあわせて、検針票・請求書の写し、本人確認書類、振込先情報などを、自治体が定める期限・方法に従って提出します。

計算・上限:減免の対象期間や算定方法、上限の有無は自治体で異なります。自治体によっては、平常時の使用量を基準に超過分の一部を調整する方式や、対象期間に上限を設ける運用が採られています。必ず居住地の水道局の要綱と申請期限を確認してください(例:東京都水道局、大阪市水道局、横浜市水道局の公式サイト)。

却下回避のコツ:連絡・修理・申請の遅れ、指定外業者での修理、写真や証明の不足、長期放置による管理不十分の判断が主な却下要因です。毎月の検針票で使用量の推移を確認し、メーターのパイロットを定期的に点検、修理前後の写真や交換部材の保管、見積書・領収書の保存を徹底しましょう。

費用と保険:修理費は原則として所有者・契約者の負担です。火災保険や共済の契約内容によっては、漏水に伴う室内損害などが補償される場合があるため、約款の確認や保険会社への問い合わせを行いましょう。集合住宅では共用部と専有部で負担範囲が異なるため、管理規約の確認と管理会社への相談が有効です。

最短ルート:異常を感じたら当日中にメーター確認と水道局への連絡を行い、指定業者での修理と証拠書類の整備、期限内申請を徹底することが、減免を確実にするための最善策です。早期発見・迅速対応・適正手続きの三点が、負担軽減の鍵となります。

こちらのコラムの監修者

水道局指定工事店 株式会社アクアサービス

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